この間まで放談天国だった
2006-04-01T21:36:48+09:00
shigezo69
移転しますた
Excite Blog
ポイ捨て注意
http://shigezo69.exblog.jp/3610003/
2005-10-12T09:26:32+09:00
2005-11-04T15:41:17+09:00
2005-10-12T09:25:23+09:00
shigezo69
趣味放談
こちらも宜しくw
放談天国~By shigezo69の引越し予定先です
絶大な人気があって、カラオケに行けば誰かしらがその人の歌を歌う。
そう言った男性アーティストは何人かいると思うけど、どうしても僕はその中で2組好きになれないアーティストがいる。
まあ「お前が好きだろうが嫌いだろうが関係ない」と言われてしまえばそれまでが、所詮はチラシの裏とでも思ってそういう人にはスルーして頂いて結構w
で、何故好きになれないか?
好きになれない理由も実は両方とも一緒。
その理由は、どちらも歌が薄っぺらで心が無いから。
ハッキリ言って、売れない頃を支えてくれた人を、有名になった途端にあっさり捨てて華やかな芸能人に乗り換えるような人が作った愛だの恋だの心だの人間性だのなんて歌をそんな人に歌われてもねえ・・・
「歌の良さと作ってる人の私生活は別」って言う人もいるけど、結局それって作ったり歌ってる人間が、全く心にも無いことを、単に売るためだけに歌として作ったってことを認めているようなもん。
それでもパクリ、盗作当たり前で活動している連中よりかはマシなのかもしれないけどさ。
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ホワイトバンドをすてよう
http://shigezo69.exblog.jp/3589927/
2005-10-08T11:51:11+09:00
2005-11-04T15:41:32+09:00
2005-10-08T11:51:13+09:00
shigezo69
時事放談
こちらも宜しくw
放談天国~By shigezo69の引越し予定先です
ホワイトバンドの問題点
今回のタイトルは当然のことながらホワイトバンドの公式webサイトにある「ホワイトバンドをつけよう」のメッセージをパロたもの。
多くの問題点については冒頭のwebサイトとそのリンク先で詳細に語られているのでここでは逐一詳細については書きません。
例えば「活動費」の使途が不明確であるとか、貧困の原因である戦争を生み出している武器輸出国の中国で生産するのはおかしいとか、本場のアメリカやイギリスの活動とは方向性が全く違う、いわば名前だけ借りた別物の活動だとか。
それ以外のこと、或いは触れられているけれどももう少し詳しく、と言ったところを説明しましょう。
まず、ホワイトバンド活動はれっきとした政治活動です。
FAQでは政策変更を要求する不偏不党の活動でなんちゃら・・・と言っていますが、そう言った政策変更を要求する活動を政治活動と言うのです。
「特定の政治家、政党を支援」することが政治活動ではなく、政治上の主義、主張を推進する活動全般を政治活動と言います。
これは別に僕個人の意見でもなんでもなく、政府や裁判所の見解事態がそうなっています。
こういう風にアピール内容で嘘を吐くところが、このキャンペーンの怪しさを増幅させています。(大いなる蛇足ではありますが、自称国際評論家小野寺光一氏の場合は嘘を吐いていたのではなく、本人が理解していなかったか、理解していたけど語彙力不足で適正な表現ができなかったか、のどちらかみたいですね。とりあえずこの件で嘘吐き呼ばわりしたことは撤回します。)
次に僕が感じた最大の矛盾点です。
「「極端な貧困」は、根本的な構造そのものを変えていかない限り、なくなりません。(中略)彼が全財産を寄付したとしても、その構造が残っている限り、 4年もたたずに、アフリカの貧困はもとのもくあみです。」と言ってる割に、活動初年度の今年、最初に掲げた目標が「貧困削減のために援助の額を増やす」・・・ってなんじゃそりゃあっ?!
その次に掲げてる目標が「返済不可能な債務の無条件帳消し」・・・ってなんじゃそりあゃっ?!
金じゃ解決できなかったんじゃないの?
結局、この人たちは多くの人が見るTOPのページでは「お金ではなくて構造改革なんだ」と小泉チックなことを言いながら、小難しい言葉を並べつつも結局は具体的政策が思い浮かばなくてやっと出した案は「金銭的援助」。
ホワイトバンド購入者の皆さ~ん、あなた方がやってることは主宰者自身が4年も経たずに無駄になると公言している活動の支援ですよ~。
それで次に掲げられているのが「不公正貿易の抜本的改善」。
まあこれは確かに構造的な問題もあるよね。
先進国の自国産業保護とか、ダンピングとか。
でも結局それって、このホワイトバンド運動を推進し始めた欧米の多国籍企業や大農園主、すなわち「このキャンペーンに参加してくれているたくさんのセレブリティ」が自分達の意識を変えるのが根本的に必要。
それをしないでどうすればいい、どうすればいい・・・ってお前らアホやろ?
まだまだ行くよっ☆彡
ODAの方針転換と内容についての質問のところ。
ここで「日本が重視して行ってきた巨大ダムなどの大規模経済インフラ型援助や、教員や教材のあてもなく高額で豪華な校舎などの箱物を作るタイプの援助」からの脱却と、現状の公共土木工事批判とダブるかのような論理展開を見せています。
貧困の最大の原因が内戦、ゲリラ活動も含めた戦争にあることは異存ないかと思いますが、特に開発途上国では戦争の原因が水利争いであることは余り知られていないのではないでしょうか?
ハイ、ここまで書けばもう分かりますね。
東南アジアの火薬庫的存在であったメコン川流域の治水事業は日本のODAによってなされましたが、多大なる成果を挙げています。
また、スマトラ島沖地震の祭に、日本のODAで作られた堤防によって津波が防げて住民の命と財産が助かったという話も報道されていましたね。
建築当初は「こんな無駄なもの・・・」と随分批判に晒されたようですが。
更に「もっとできること」のコーナーには
割り箸や紙コップこそ、 地球資源の無駄遣いです。
日本人が1年に使う割り箸は、25億膳 1人で、なんと200膳も使っていて、 その97%は、海外からの輸入木材なんです。(間伐材からできる割り箸はまだまだ1割程度です。)
輸送のためのエネルギーも無駄に使うのです。
と書かれています。
そっか、今までは間伐材だから関係ないと思ってたけど、やっぱり割り箸は地球資源の無駄遣いなのか・・・と思ったあなた!!
このwebサイトに書かれていることはイマイチ信用性に欠けることばかりと言うことを忘れちゃいませんか?
確かに「日本で輸入している」割り箸のうちで間伐材を使用しているのは1割程度です。
で、後の9割ですが・・・
皆さんが思っているような熱帯雨林のジャングルを伐採しているわけではありません。
中国北部で伐採して加工した割り箸が残り9割です。しかも、現在割り箸は日本だけでなく中国、韓国でも使われており、また割り箸を無くすことがそのまま現地経済に大打撃を与えることは必至です。
割り箸使うの止めるよりも、現地の中国北部の植林事業を支援した方が余程効果的です。
それに輸送のためのエネルギー云々を言うんだったら、まずはこのホワイトバンド運動をやめることから始めなくてはいけません。
まあとにもかくにも世界の貧困を無くそうと言うキャンペーンをしようとは高尚な心がけだ。
これからもずっと頑張って下さいね・・・と思ったら
「キャンペーンの終了予定は12月末」って、たった半年だけつけて口だけ大将でご高説吐きまくって、それでまた来年以降は「ほっとく」と。
「もち続けることは必要なことかもしれません」なんて言ってる様じゃ、今後も期待できないなあ。
もう、この事業は次原悦子サニーサイドアップ社長の自社プロモーション活動と言う以外にないですね。
特に追加FAQなんか、齟齬、矛盾だらけで、よく考えもせずに始めちゃって慌てて取り繕ってるのが見え見えです。
こんなホワイトバンドすてちゃいましょう。
あっ、でも捨てるとゴミ増やしてまた地球環境悪化に貢献してしまう。
本当に、貧困を増やすことにしか役に立たないバンドですね、これは。
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大失敗
http://shigezo69.exblog.jp/3586967/
2005-10-07T20:36:33+09:00
2005-11-04T15:41:46+09:00
2005-10-07T20:35:47+09:00
shigezo69
時事放談
こちらも宜しくw
放談天国~By shigezo69の引越し予定先です
「ほっとけない 世界のまずしさ」と「ほっときたい 世界のまずしさ」
これほど胡散臭い上に説得力の無い活動も無いと個人的には思っている。
贅沢三昧、ブランド品山ほど持ってる人間が「貧困を救うために・・・」って言ってもねえ。
こういうと、賛同者から帰ってくる答えは「ちゃんとホームページ見たの?何兆円募金したって・・・」とお決まりです。
ハイ、もちろん見ましたよ。
っつーか、想定問答集に掲載しなくちゃいけないくらい、こう言う風に思う人が多勢いるって時点で大失敗でしょ、これ。
このプロジェクトの目的は「変えようと声を出し、意志を表し、政策を変えようと、 仲間をひとりひとり増やしていく」ことで貧困を生み出す構造自体を変革しようと言うことでしょ?
だったら、こういう懐疑的に思う様な人間が出る方法を選択する時点で、方法論としては間違っている。
ビル・ゲイツの全資産を寄付しても「その構造が残っている限り、4年もたたずに、アフリカの貧困はもとのもくあみ」だって?
だったら、その構造を変えるために全個人資産を投げ出させろよ、って言いたいね。
ホワイトバンドを草の根的に広げるよりも、この活動に賛同している人間が莫大な金額をドーンと寄付した方が確実にインパクトを与えられる。
それに寄付したって元のもくあみだから、って言っても、やらないよりはやった方がそれでもマシでしょ。
っつーか、これに賛同しているセレブだの芸能人だのは「ほっとけない」なんて言いながら、白いちゃっちい腕輪1つはめただけでもう満足なん?
そんなの全然「ほっとけない」でも何でもない。
十二分にあなた方は世界の貧しさをほっといてます。
売上から活動費に充てるくらいなら、「ほっとけない」金持ちがもっと活動資金くらい寄付しろよ、そんな無意味にヴィトンのバッグなんか買うくらいならさ。
こういう口だけの胡散臭い活動は一番嫌いなので、僕はもちろんこんなのは買いません。
「やらない善よりやる偽善」って言う人もいるけど、そもそもこいつらは何もやってませんから。
で、この人たちはまたこういったプロダクツを流通させることで地球温暖化を促進させて、太平洋諸国の海水侵食による被害とアフリカの砂漠化に貢献して益々世界を貧しくしていくわけですね。
非常に立派な活動ですこと。
まあこの団体や活動趣旨については賛否両論でしょう。
冒頭の「ほっとけない 世界のまずしさ」も「ほっときたい 世界のまずしさ」も、どちらの意見にも僕は賛同できません。(どちらかを選べといわれたら前者を選びますが)
だけど1つだけハッキリしていることがあります。
それはこのキャンペーンがこのままでは大失敗に終わるということ。
既に本来の目的を離れて「カッコイイ芸能人がしてるから」とファッション化している時点でホワイトバンドの意味は殆ど無くなっています。
募金にも何もならないことに対する怒りが誤解で筋違いの逆ギレだとしても、協力をお願いしている立場としては、誤解を与えるようなキャンペーンを張ってしまった時点で失敗です。
そして、ホワイトバンドを付けている多くの日本国民はきっとこれからも贅沢三昧をして、第三世界の貧困激化に間接的に貢献して行くことでしょう。
小泉首相が会議で何を言おうが、結局は国民の意識が変わらなければ「貧困を無くす」と言う最終目的は達成できないわけです。
最終目的を達成できない全ての活動は失敗であり、局地的成功は単なる自己満足でしかありません。
では、何故ホワイトバンドは国民の意思を変えられなかったのか?
そりゃあ、お金持ちの有名人が出演していたんじゃ、ただのファッションにしかなりませんがな。]]>
紋切り型新聞
http://shigezo69.exblog.jp/3564977/
2005-10-03T12:07:22+09:00
2005-11-04T15:41:55+09:00
2005-10-03T12:06:36+09:00
shigezo69
時事放談
こちらも宜しくw
放談天国~By shigezo69の引越し予定先です
朝日新聞10月3日社説「バリ島テロ 連鎖を断ち切る道を」
社会の不正がいつまでも正されず、富める者はいっそう豊かになり、貧しい者は苦境に沈む。これらの国々の負の部分が若者を過激派に追いやる一因になっている。
まるで判で押したような記事である。
確かに貧困からの脱却と言うのは政治が手を差し伸べるべき重大な課題であり、それができずに何のための政治であろうか。
しかし、だからと言って全てを貧困に帰結させるのは如何なものだろう?
今朝のTVでデーブ・スペクター氏も発言していたが、ウサマ・ビン・ラディン氏はサウジアラビアの資産家の家に産まれており、本人も英国への留学暦もある。
また、東洋学園大学教授の持田直武氏によれば、米CIAの元エージェントの研究で、「テロリストの多くは、高学歴、裕福な家庭出身、信仰心は厚くない、この3つの特徴を持つ」との結果が出たとのことだ。
日本でテロリズムの嵐が吹き荒れた学園闘争を考えても、日大、法政、明治といった私学でも荒れており、貧困や無知に帰結させるのは明らかに間違いである。
例えば上記学園闘争では、お祭り騒ぎに乗じるように大した主義主張も無い学生が暴力行為に加わっていたりするが、こういったことも先の研究結果を考える上では有益であろう。
貧困がテロの原因と全く関わっていないなどと言うつもりは無いが、貧困からの脱出の手段としてテロへと導くものは高学歴で裕福な者であるという現実を忘れてはいけない。
やはりテロを無くすにはテロそのものを根絶するしかないのである。
そもそもが、テロ自体が発展途上国の貧困の大きな原因の1つである。
テロの頻発による治安の悪化、経済活動の停滞、労働力の損失・・・と枚挙に暇が無い。
仮にも、最新の情報を発信するべきメディアともあろう物が、現状の冷静な分析を怠ってこの様な紋切り型の見解を社説に載せると言うこと自体がメディアとしての責任の放棄であり、そして「結論ありき」の記事にしか見えない。
こうなってくると思い出すのが例のNHK番組内容改変疑惑「騒動」であろう。
あれも単に朝日新聞記者が自分の政治的主張を行いたいがためだけに記事を捏造し、そして朝日新聞はメディアとしての責任を放棄して自己保身に徹してうやむやにしてしまった。
数多くの批判が集中した中で、全く同じことを繰り返す朝日新聞はもはや存在する価値が無い。
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後出しジャンケン
http://shigezo69.exblog.jp/3549652/
2005-09-30T10:44:22+09:00
2005-11-11T08:46:41+09:00
2005-09-30T10:42:43+09:00
shigezo69
時事放談
こちらも宜しくw
放談天国~By shigezo69の引越し予定先です
ある発言とに対してこちらが間違いを指摘すると、「それはそういう意味ではない」「その様に捉えるのは早計だ」と言って、取って付けた様な言い訳をする人がいる。
自分の負けを認めたくないのだろうが、自分自身では自分の言ってたことや考えが間違いだったことが分かってるのだから、そんなことをして恥ずかしくないのだろうか?
甚だ疑問である。
例えば以前、こんなやり取りがあった。
shigezo69:「積立金」と言う言葉に惑わされやすいが、これは数字上、借入金の返済額を「積立」するだけのもので、現金が存在する訳では決して無い。
そもそもはこの「償還=一斉無料開放」ではなく、「償還=借金の返済」なのである。
彼は「現在、『日本道路公団が赤字だ』というのは猪瀬直樹の大嘘である。」と語っているが「『一斉無料開放のために、すでに12兆円もためている』というのは小野寺の大嘘である。」と断言できる。
O.K.氏:勝手に大嘘だと断言するな。大嘘などではない。
一斉無料開放のために12兆円もためているというのは本当である。
逆に言えばそんな浅はかな理解の程度だから猪瀬にだまされるのだ。
で、この後道路公団職員の方の証言を元に現金で12兆円持ってるわけではない、と言うエントリーをアップしたのだけど、今日になって出て来た反論。
君はどうして積立金=すべて現金だと自分勝手に解釈しているのか?
勝手に「積立金=全て現金としてつみあがっている」と私が言っているかのように誤解しているのがおかしい。勝手に解釈をしないでもらいたい。
O.K.さ~ん、何で今頃になってそんなこと言うんですかぁ?
それだったら最初からそう言えばいいだけの話じゃないですかぁ?
以前、僕は「現金が存在する訳では決して無い」ことを理由に「12兆円もためている」と言うのは大嘘だと言ったんだから「大嘘じゃない」「12兆円もためているのは本当だ」と否定することは「12兆円現金でためている」と言ってるのと同じことですよ。
そもそも、公団職員の方の証言でも分かる通り、償還準備金の科目は「日本道路公団全体の負債の中から返済見通しの進捗率をあらわしている」のだから「ためている」と言う表現自体がおかしいですよ。
逆に、それでも自分の言ってることに間違いが無いと言うのでしたら、償還準備金として「ためている」中に現金以外のものでどう言った物が存在するのか教えて欲しいですね。
もちろん償還済債券の額面は既に存在しないものですから「ためている」中には算入できませんよ。
別の号でも「すでに14兆円も一斉無料開放用の積立金が存在している」って言っちゃってますね。
償還準備金の中には既に償還済で実体が「存在しない」物があるのは道路公団の方も言ってたんですけどねえ。
あと、「削除すると本文の意味が全く変わってしまう注釈を何故削除して、本文だけを取り上げて批判したのか?」との質問には
単に、一部削除しているのは、「読者にわかりにくいから」である。
他の人のも紹介するときに私は専門用語が出てくるような部分は削除している。
もしくは背景を説明しないと読者がわかりにくいものは削除している。
と答えています。
これほど苦しい言い訳もそうそう無いですね。
僕の注釈がわかりにくいことと、注釈が無くなることで本文の意味が全く変わってしまうことには何の関係もありません。
例えば「この物語はフィクションです」と言う意味の注意書きが、非常に難しい、回りくどい表現で書いてあるからと言って、それを削除してフィクションである物語をノンフィクションであるかのように変えてしまっていいことにはならないのと一緒です。
って言うかO.K.さん、このあとで「君の書く文章はわかりにくい」って言ってるんですけど
もしくは背景を説明しないと読者がわかりにくいものは削除している。
だったら最初から僕の文章取り上げて批判なんかしなくたっていいじゃんwww
それでいて、わかりにくい僕の文章をそのままコピペして逐一反論しているんだから、分からない人です。
そもそも、評論家と言う職業は、とりわけ一般人に向けて評論を発信する評論家は、専門家ではない一般人でも理解できるように物事、事象について批評したり論じたりするのが仕事であって、「一般の人がわかりにくいから削除する」なんてのは評論家としての責務を放棄しているのと一緒である。
で、最後に。
償還の定義が違う。いわゆる上記の普通の定義では使われていない。
道路公団の設立の法律に確か書いてあるので見てみればいい。
それを見ればわかるが、償還というのは、全ての道路が完成して一斉無料開放することなのだ。つまり個別に返済する短期の返済のことを償還というのではない。償還というのは、あくまで全国の全体が完成して全ての借金を返し終わったときをいう。
ふ~ん。
じゃ、まあ論より証拠と言うことで。
日本道路公団法
(借入金及び道路債券)
第26条
2 前項の規定による短期借入金は、当該事業年度内に償還しなければならない。ただし、資金の不足のため償還することができない金額に限り、国土交通大臣の認可を受けて、これを借り換えることができる。
3 前項ただし書の規定により借り換えた短期借入金は、一年以内に償還しなければならない。
もう一度、O.K.氏のコメントを見てみましょう。
償還というのは、全ての道路が完成して一斉無料開放することなのだ。つまり個別に返済する短期の返済のことを償還というのではない。
個別に返済する短期の返済のことを償還というのではない。
個別に返済する短期の返済のことを償還というのではない。
ちなみに他の条文を見ると
(償還計画)
第二十九条 公団は、毎事業年度、長期借入金及び道路債券の償還計画をたてて、国土交通大臣の認可を受けなければならない。
もうこれ以上は何も言うことはありません。
ええ、僕からはもう何も言うことがありませんが、某大型掲示板でのやり取りを見つけましたので少しだけ紹介させて頂きます。
(引用の必然性が無いのでは?との指摘を受けて削除いたしました。やり取りの内容についてはリンク先をご覧下さい。尚、リンク先の記載事実は私の見解を表すものではないことをハッキリさせておきます。また、この書き込みに私は一切関わっていないこともハッキリさせておきます。)]]>
Psychopath
http://shigezo69.exblog.jp/3546093/
2005-09-29T19:12:51+09:00
2005-11-04T15:42:25+09:00
2005-09-29T19:12:13+09:00
shigezo69
時事放談
こちらも宜しくw
放談天国~By shigezo69の引越し予定先です
この題名を見てBOφWYを思い出す人もいるかも知れないが・・・
今、再びこの言葉が注目されようとしている。
しかし、この言葉が注目されると言うことは余りいいことではない。
Psychopath~サイコパスとは反社会性人格障害のことで、凶悪犯罪を犯しやすいと言われている。
その確率は通常の人間の50倍と言われている。
良心が存在しない。
そんな人間がいることが信じられるだろうか?
しかし、この良心が存在し無いと言うことがサイコパスの特徴でもある。
平気で嘘をつき、饒舌に喋り、責任感と言うものが全く無く、それでいて自己中心的。
反道徳的行動を好み、口を開けば自己弁護に終始する。
そして性的に非常に早熟。
まさに犯罪者の見本の様な存在である。
これらの兆候は15歳以前の段階で出て来る。
ここで少し考えて欲しい。
饒舌で、反道徳的行動を好み、そして性的に早熟な10代前半の若者。
もっと平たい言葉に直せばおしゃべりが上手で、チョット不良なところがあって、丁度性に関心を持ち始める頃に、その辺で人より一歩先を行ってる。
これって実は小学校~中学校くらいにかけては男だったらもてる部類に入りそうなタイプだったりする。(そもそも、サイコパスの特徴として自分を粉飾して見せる能力に長ける、と言うのがあるのでもてるのは当たり前なんだけど)
実際、サイコパスの凶悪犯罪者は性関係がかなり奔放だったり、或いは言葉巧みに性対象者(必ずしも異性とは限らない)を誘い出して性犯罪を犯していたりする。
そして、あなたも小学校時代、中学校時代を思い出して欲しい。
こんな級友が回りにいなかっただろうか?
実はサイコパスは1/100と言うかなりの高確率で存在する。
日本で有名なサイコパスといえば大久保清、宅間守、そして今回有名となった松永太であろう。
サイコパスだからと言って常に凶悪犯罪に手を染めるとは限らない。
しかし、一度手を染めるととことんまでに犯罪の道を突き進むのもまたサイコパスの特徴である。
あなたの周りにもいるかも知れない・・・
参考:http://pine.zero.ad.jp/~zac81405/p.htm
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意味はあるのだけど意味が無い
http://shigezo69.exblog.jp/3540393/
2005-09-28T15:49:58+09:00
2005-11-04T15:42:39+09:00
2005-09-28T15:49:19+09:00
shigezo69
時事放談
こちらも宜しくw
放談天国~By shigezo69の引越し予定先です
北九州の連続殺人事件、主文後回しに
きっと今日あたりはタイゾークン関連のブログが多いだろうな、と思いつつ、相変わらずの小泉劇場、ワイドショー政治、そしてそれに乗せられるマスゴミに「そうはイカンザキ」と全く政局とは関係の無いエントリーを。
この「主文後回し」というのは実は意味がある。
本来は主文で裁判の結論、すなわち判決を述べてその後に判決理由が述べられる。
しかし、厳刑の場合(≒死刑の場合と言って差し支えない)は、先に死刑判決が述べられると被告が動揺して肝心の判決理由を上の空で聞いてしまうことになりかねない、と言う理由から主文を後回しにして判決理由を先に述べるのが慣例となっている(但し被告人が極刑を自ら望んでいる場合は別)。
しかし、逆に言えば主文が後回しになった時点で死刑判決を言い渡されたも同然であり、わざわざ後回しにする意味は全くなくなってしまうと言えなくも無い。
まあ、刑事裁判では全部の判決主文を後回しにするというのであれば意味があるんだろうけど。
ちなみに死刑制度については賛否両論あるところだと思うけど、政府は死刑を廃止できないひとつの理由として「特殊な極悪人が世の中にはおり、淘汰する以外にない犯罪者がいるのだ」との見解を示している。(詳しくは無限回廊の「おせんころがし殺人事件」を参照)
そしてこの北九州監禁・連続殺人事件の詳細についてはこちらとこちらを参照。
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チラシの裏
http://shigezo69.exblog.jp/3534132/
2005-09-27T11:20:04+09:00
2005-11-11T08:46:11+09:00
2005-09-27T11:19:22+09:00
shigezo69
私事放談
こちらも宜しくw
放談天国~By shigezo69の引越し予定先です
何となく、以前読んだ本に書いてあったことを思い出したので書きとどめておきます。
あくまで「チラシの裏」の代わりであって他意はありません。
最近のチラシは両面広告が多くてメモ帳にも不自由する有り様ですから・・・
・陰謀論者はとりあえずありもしない陰謀から発生する大事件を予告する。
大事件がそのまま発生すれば「予告通り」だし、発生しなければ「私が陰謀を明るみにしたことで彼らは目的を達成できなかった」と、どちらに転んでもおいしい。
・「陰」謀なのに、なぜか世間では知らない人がいないくらいに有名になっていたりする。
・田中康夫が、外資による資本乗っ取りの陰謀をテレビで明らかにした途端に、テレビで扱われる機会が殆ど無くなった、と書いてあるフリーのwebサイトを見つけた。
外資がマスコミに手を回してこれ以上暴露されないように対処したとのことだ。
その割りに日本国内どころか全世界に向けて「外資の陰謀と手口」を明かしているそのサイトが消されないのは非常に不思議だ。]]>
やっぱり面倒くさいので
http://shigezo69.exblog.jp/3533759/
2005-09-27T08:48:54+09:00
2005-11-11T08:47:22+09:00
2005-09-27T08:48:13+09:00
shigezo69
時事放談
こちらも宜しくw
放談天国~By shigezo69の引越し予定先です
昨日は色々たくさん書いたけど、これ以上インチキ論理に付き合いきれないので電凸の結果+一言だけ。(vard303さんには本当に申し訳ないと思っております)
shigezo69:償還準備金制度について伺いたいのですが?
道路公団M氏:はい、何でしょうか?
shigezo69:これは、当期の黒字額を道路建設時の借金返済に充てるという方式で宜しいのでしょうか?
道路公団M氏:大雑把に言うとそういうことになりますが、実際は道路建設時の借金だけでなく、日常で発生した経費等も含めた負債全般に対しまして、当期の収益のうちから経費を引いた額を、その返済費用として計上する方式です。
shigezo69:例えば政府保証債は10年が償還期限ですが、当初建設時に発行した返済済みの債券もこちらに含まれているのでしょうか?
道路公団M氏:ちょっと具体的にどの債券がどの程度実際に返済が進んでいるかということはここ(=財務諸表)からは何とも言えないのですが。
shigezo69:具体的にどの債券が、というのは置いておくとしまして、これが全て現金として存在するのか、それとも既に返済した額も含まれているのか、という点ですとどうでしょうか?
道路公団M氏:もちろん全て現金として存在しているわけではありません。先ほどshigezo69さんがおっしゃったように、政府保証債などで既に返済期限が来ているものについては返済済みです。民間での決算時の剰余金が、全て現金として余ってるわけでは無いのと同じで、この償還準備積立金の科目につきましても、全て現金として存在しているわけではありません。
shigezo69:既に返済済みの借金も含めて、日本道路公団全体の負債の中から返済見通しの進捗率をあらわしているということで宜しいでしょうか?
道路公団M氏:はい、そういうことになります。
shigezo69:はい、どうもありがとうございました。失礼致します。
道路公団M氏:はい、失礼致します。
(数分後に携帯が鳴る)
道路公団M氏:もしもし、度々申し訳ありません。shigeo69様でしょうか?
shigezo69:はい、そうです。先ほどはありがとうございました。
道路公団M氏:各債券の実際の返済状況が分かる資料が見付かりましたのでお伝えいたします。各年度の財務諸表の附属明細書に、各債券の借り入れ状況、返済状況と言った実際の現金の動きが出ています。
shigezo69:はい、ありがとうございます。わざわざ申し訳ありません。
道路公団M氏:それでは失礼致します。
結論:やっぱり日本道路公団には償還準備積立金の科目相当の現金は存在しなかった。
あと、小野寺さん。
わざわざ追記して注釈してる「帳簿上の、数字上の話」「実際はそれぞれの債券の償還ルールに則って返済している。」「実際に現金として動いた償還額と償還準備金の額は異なる。」ってとこ無視して本文だけ取り上げて「お前は何もわかっていない。」なんて批判したって無意味ですから。
そういう卑怯な真似はやめましょう。
追記
償還(しょうかん)
(1)借りを返すこと。返済。
(2)債券・投資信託などで、期限が来て投資家に金を返すこと。
]]>
そんなに言うんなら…
http://shigezo69.exblog.jp/3529768/
2005-09-26T16:38:12+09:00
2005-11-11T08:48:22+09:00
2005-09-26T16:36:38+09:00
shigezo69
時事放談
放談天国 BY SHIGEZO69というブログで、私が批判されていたので反論したい。
久しぶり(2ヶ月近くアクセスしないこともあるので「久しぶり」という表現が正しいかどうかは甚だ疑問だが)にこのページを開いてvard303さんのコメントを見てビックリ。
なんと小野寺光一が自分のメルマガでこのブログに対して反論を行っているとか。
僕みたいな1日100アクセス前後しかない小物に1,500部のメルマガ発行部数を誇る彼がわざわざ反論して来たというのがビックリ。
2ちゃんねる風に言うと「小野寺必死だなw」ってカンジでしょうか?
で、実際に読んで見ました。
ふんふん、なるほどね~。
で、まず小野寺さんに質問なんですが、どうして一番最後の追記の
1.念のために書いておくが、あくまで帳簿上の、数字上の話である。が、いずれにしろ「償還=無料一斉解放」でもなければ日本道路公団が12兆円もの資金をプールしている訳でもない。
1-2.「帳簿上の、数字上の話」と補足したが、それでも誤解している人がいるようなので更に補足追記したい。
この方式では「今年はこれだけお金が余りましたからこれだけ返します」と言う風に実際に返しているわけでは無い。
実際はそれぞれの債券の償還ルールに則って返済している。
なので実際に現金として動いた償還額と償還準備金の額は異なる。
それが「帳簿上の、数字上の話」と言うことである。
については何も触れていないんでしょうか?
わざわざ主要な部分の中からこの部分だけをカットしているのが非常に気になります。
まあ、ここをカットしないと僕が民間との違いを分かってない、とかって批判することが出来ませんからね。
ここを踏まえれば、帳簿上がどうのとかと言って彼が僕を批判している部分に関して(=大半の箇所)は全てお門違いになりますので反論も何もあったものじゃありません。
実際に、例えば彼は僕が積立金を剰余金の類だと思っているようなことを書いていますが、僕はしっかりと「数字上、借入金の返済額を『積立』するだけのもの」と現金が余っているという認識では無いと言うことを書いています。
こういうのは他にもあります。
例えば彼のメルマガにある
そして最終的にはやはりあれだけの規模の道路網を維持していくためにはそれ相応の維持費が必要だ、と言う話になるのである。
もちろん、積み立てていたはずの、ためていたはずのお金は無料開放された段階では全て借金返済に消えているから維持費の出所は存在しない。
小野寺注)彼は、通常の会社でいう、借入金の返済と勘違いしているらしい。
彼は無邪気に思っているらしいが、猪瀬は、この維持費のことを出して、「永久に有料化」しようとしている。
仮に、全国の高速道路網ができて一斉無料開放していたら、景気はかなりよくなっているはずだから、その分、税収は増えていただろう。
維持費については、税金から出せばいいという話になっていただろう。
との箇所ですが、「そして~存在しない」の後に僕はしっかりと「当初予定通り国に引き渡して国道と同じ様に国庫で維持管理を行うか(地方自治体に任せるという案もある)、やっぱり有料にして維持管理費を捻出するかのどちらかしかない。」と税金で高速道路を維持管理する方策もある旨を提示しているにもかかわらず、それを敢えて無視して僕が民営化論者である様な書き方をする。(この借金だらけの状況の中で如何に税収の伸びが期待できるからといって国庫負担を増やしていいのか?という話は別次元なので詳しくは触れません。)
人の書いたことを捻じ曲げてまでこの人は僕に文句が言いたいんでしょうか?
で、一番問題となるのが実際に現金が存在するかどうか、言い換えれば彼が言ってるように12兆円貯めているかどうか、ということです。
僕が「それだけの現金が存在する訳では決して無い。」というのに対して「一斉無料開放のために12兆円もためているというのは本当である。」という反論でしたから、彼は12兆円の現金が存在すると主張したいわけでしょう(もしここでまた帳簿上がどうの数字上がどうの、と言うのでしたら最初からそう言えばいいだけの話ですから)。
で、彼も「JHに電話してみて聞いてみればいいだろう。」と言ってるので、実際に電話して聞きました。
いわゆる電凸という奴ですね。
これ以上、こういうデータがあるとか、ここにはこう書いてある、と言っても始まりません。
JHの人がこう言ってました、と言わない限り納得しないでしょう。
で、実際に本部に電話しました。
非常に丁寧な対応で驚きました。
応対してくれたのはMさんという方で、以下そのやり取りです。
shigezo69:償還準備金制度について伺いたいのですが?
道路公団M氏:はい、何でしょうか?
shigezo69:これは、当期の黒字額を道路建設時の借金返済に充てるという方式で宜しいのでしょうか?
道路公団M氏:大雑把に言うとそういうことになりますが、実際は道路建設時の借金だけでなく、日常で発生した経費等も含めた負債全般に対しまして、当期の収益のうちから経費を引いた額を、その返済費用として計上する方式です。
shigezo69:例えば政府保証債は10年が償還期限ですが、当初建設時に発行した返済済みの債券もこちらに含まれているのでしょうか?
道路公団M氏:ちょっと具体的にどの債券がどの程度実際に返済が進んでいるかということはここ(=財務諸表)からは何とも言えないのですが。
shigezo69:具体的にどの債券が、というのは置いておくとしまして、これが全て現金として存在するのか、それとも既に返済した額も含まれているのか、という点ですとどうでしょうか?
道路公団M氏:もちろん全て現金として存在しているわけではありません。先ほどshigezo69さんがおっしゃったように、政府保証債などで既に返済期限が来ているものについては返済済みです。民間での決算時の剰余金が、全て現金として余ってるわけでは無いのと同じで、この償還準備積立金の科目につきましても、全て現金として存在しているわけではありません。
shigezo69:既に返済済みの借金も含めて、日本道路公団全体の負債の中から返済見通しの進捗率をあらわしているということで宜しいでしょうか?
道路公団M氏:はい、そういうことになります。
shigezo69:はい、どうもありがとうございました。失礼致します。
道路公団M氏:はい、失礼致します。
(数分後に携帯が鳴る)
道路公団M氏:もしもし、度々申し訳ありません。shigeo69様でしょうか?
shigezo69:はい、そうです。先ほどはありがとうございました。
道路公団M氏:各債券の実際の返済状況が分かる資料が見付かりましたのでお伝えいたします。各年度の財務諸表の附属明細書に、各債券の借り入れ状況、返済状況と言った実際の現金の動きが出ています。
shigezo69:はい、ありがとうございます。わざわざ申し訳ありません。
道路公団M氏:それでは失礼致します。
以上が電話でのやり取りです。
JHの方からしっかりと「償還準備積立金は実際にそれだけの現金があるわけでは無い」との証言を得ました。
あと残るは「償還=借金の完済=一斉無料開放」ですね。
まず「償還=借金の完済」ではありません。
償還とは一般的な借金の返済のことを示します。
あと借金完済しないと一斉無料開放されない、というのも嘘ですね。
日本道路公団建設の有料道路は全負債額の償還(これが借金の完済)か最終償還期限の到来のどちらかが無料開放の条件となっています。
未償還債券を残したまま無料開放するわけには行かないので、最終償還期限を延ばしたりしているわけです。
ですので「償還準備金というのは、一斉無料開放のためのお金」と言わずに、ちゃんと「償還準備金と言うのは借金返済のためのお金」と筋道立てて、しっかりと説明するのが正しいのではないでしょうか?
これについては個々の捉え方もあるかと思いますので、これ以上論議が進展することもないかと思いますが「償還→一斉無料開放」という論理は成り立っても「償還=一斉無料開放」では決してない、と言うことだけはハッキリと言えます。
後はまあ、ただ一言だけ
小野寺注)別に古田の2000本安打とは何の関係もない。だれか読者が、貼り付けをしてくれたらしく、私も真鍋かおりさんのブログを見てみただけのことである。
全く何の関係もない記事にトラックバックを送るのはトラックバックSPAMと言って、マナー違反とされますので、やめましょう。
僕もとりあえず小野寺光一繋がりで何件かトラックバック送ったのですが、迷惑に感じた方がいましたらこの場で謝ります。
申し訳ありませんでした。
で、実際にJHの方から「償還準備積立金は実際にそれだけ現金があるわけでは無い」という回答も得ましたし、「償還」が何を指すか、についてはこのまま平行線に終わると思いますし、他の箇所については、なぜか小野寺が無視した「これは帳簿上のことで実際にはそれぞれの債券の償還ルールに従って返済されている」と僕が書いた場所を踏まえれば小野寺の反論は的外れなんで、これ以上何も議論は進みようがない、と言うことでいいでしょうか?(もし電話の内容が嘘だと言われてしまうとそれこそ水掛け論になってしまうので、全く無意味な論議が延々と続くことになります)
とにかく、当事者からの「実際に現金があるわけでは無い」という証言を以って揺るぎ難い結論とさせて頂きます。
(自分で撒いた種とは言えここまで手間かけさせられるとは思いませんでした。反省il||li _| ̄|○ il||li )
追記
1.ちなみにJHの決算報告書を見ると、毎年償還準備金繰入額以上に負債が増えて行ってることが分かります。
2.1,500部以上発行されているメルマガの割に、余り9月23日のアクセス数が伸びていない、と言うのが興味深い。
3.ちなみに僕自身は民営化賛成ではなくて国営化論者です。
4.vard303さんには大変有意義なコメントを頂きましてありがとうございました。
私の再反論を期待しているとのことでしたが、恐らくは期待外れであったかと思います。
しかし、実際に彼の反論は私が追記で書いてある「帳簿上の、数字上の話」「実際はそれぞれの債券の償還ルールに則って返済している。」「実際に現金として動いた償還額と償還準備金の額は異なる。」を踏まえれば見当違いの反論であることは分かるかと思います。(僕のブログの記事を「本文だけ」額面通り受け入れれば彼の反論もある程度は尤もなのですが)
本来であれば実際にJHの各ページ、例えば債券発行実績ですとか、財務諸表の附属明細書を明示すれば、実際に債券償還のために現金が動いていることを説明は出来るのですが、それでは納得して頂けないのでは?と思い、JHの方の回答を以って結論とする、という形にさせて頂きました。
vard303さんが言う「情報が一方通行なのは不健康だと考えます。」と言うのには全く以って同感です。
5.嘘吐きだの何だのと酷いことを言いましたが、「やっぱり書いてあることを確かめもせずに鵜呑みにしてはダメなのだ」ということを実体験を通じて教えてくれた小野寺氏には、その点だけは感謝したいと思います。
6.僕のHNはshigezo69で全て半角、アルファベットは小文字です。
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遅すぎた決断
http://shigezo69.exblog.jp/3491894/
2005-09-19T10:30:00+09:00
2005-09-19T11:49:28+09:00
2005-09-19T10:30:09+09:00
shigezo69
時事放談
民主党の新体制決まる・にじむ「保守・脱労組」
民主党の新党首に前原誠司氏が当選し、就任が決まった。
以前あるサイトで民主党のことを「単にリベラル・中道と言うだけで具体的政策のまとまりが無いままに曖昧な旗印の下で集まった集団のため、非常に基盤が弱い」「(党首ポストは)菅・鳩山以外は求心力を確保できない」と論評したことがあったが、まさに今回の党首選はそれを象徴するかの様な選挙であった。
岡田民主党の衆院選での大敗が決定的となった11日夜、真っ先に次期党首候補として出てきたのは菅直人氏であった。
何かあるとすぐに同じ人物の登板が取り沙汰されるのは、その人物が有能であるというよりは、その人以外に人材がいないことの表れと言ってもいい。
そんな中で11日の段階ではダークホース的存在であった前原氏が党首に選出されたのは非常に評価できる。
そしてまた、個人的にも前原氏が脱労組を決断したことは大いに評価できる。
だが、ここで再び問題となるのは党内のまとまりの無さである。
脱労組色を鮮明にすることで、民主党左派に位置する旧社会党右派勢力との対立が出て来るのは必至であろうし、また憲法改正問題においても党内に大きな亀裂が走るのは必至であろう。
ここが民主党の最もおかしなところであり、前回の国会会期中や選挙時から言われ続けた「党内不一致」である。
そもそも社会主義を掲げていた政党と、正反対の自由主義を掲げていた政党が中間の「リベラルと言う『イメージ』」だけを頼りにくっついたのである。
まともであるはずが無い。
いずれにせよ、繰り返しになるが前原氏と言う新顔が党首に就任したことと、脱労組を鮮明にしたことは積極的に評価したい。
今までの左派・中道政党は殆どが労組と言う利権に甘え、そしてそのしがらみに囚われていた。
かつて社民党が自党内職員労組の解雇問題に際して「あの人たちは権利ばかり主張して自分の義務を果たさない」と言った大笑い話もあったが、実際に「無い袖は振れぬ」状態において振ることばかりを主張するような非現実的な路線では政権を担うことなど出来ない。
特に労組は単なる業界団体的な利権集団と異なり、比較的広範囲、多岐にわたる政策について絡んでくるため、これを切ることは非常に意義がある。
しかし、何と言っても惜しむらくは遅すぎた。
これを今まで出来なかったことが民主党のダメ政党たる最大の原因とも言えたのだが、今まで何度と無く指摘を受けておきながら、最終的に大怪我をしない限り改められない、と言うのは自浄能力の無さを表しているだろう。
それでも今回はまだ党内から前原党首を誕生させて、座して死を待つ道から打って出ることを決断したのだから、まだ若干は救い様があるということか。
前回選挙で民主党が躍進した段階で、当時の岡田党首が決断していれば、より健全な郵政国会となったであろう。
しかし、過ぎ去ったことをいつまでも愚痴っていても仕方がない。
今後の前原民主の政策提言に注目である。
既に前原氏の政策基本方針について分析を開始したブログもあるが、僕自身も前原氏の経歴や過去の言動等に注目しつつ、その方向性を今後は検証したい。
今までのような「イメージとしてのリベラル」ではなく純粋な「国家のあり方としてのリベラル」に方向転換し、それに即した政策提言等を期待したい。
国家のあり方としてのリベラル
~公正な自由主義社会を実現し、全国民がその恩恵を享受できるように、機会平等に関しては積極的に介入し、結果については単純自由主義に拠る国家を理想とする考え方
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国際評論家小野寺光一ってどんな人?
http://shigezo69.exblog.jp/3477290/
2005-09-16T10:58:18+09:00
2006-04-01T21:36:48+09:00
2005-09-16T10:57:19+09:00
shigezo69
時事放談
日本一頭の○○○な(自称)国際評論家として、極々一部の電波な陰謀論者と「とんでも系」愛好家にのみ知られている小野寺光一先生について紹介したエントリーです。
小野寺光一先生、このことについては一切触れようとしませんwww
(自称)国際評論家小野寺光一先生の「政治・法律音痴」なメルマガ
国際評論家小野寺光一先生の「真実ではない」メルマガ
放談天国読者からのコメントで小野寺光一先生は心理状態に重度の問題を抱えている疑いが出てきました。
陰謀論
投影
強い電波
いつの間にか言ってることが全く変わっていたり、言ってもないことを言ったと主張する、小野寺光一先生の記録です。
(自称)国際評論家小野寺光一の逃亡記録~その3
(自称)国際評論家小野寺光一の逃亡記録~その2
(自称)国際評論家小野寺光一の逃亡記録~その1
こちらも宜しくw
放談天国~By shigezo69の引越し予定先です
「日本道路公団改革という詐欺について」
偶然に「天気良好!」と言うブログにこの「日本道路公団改革という詐欺について」と言うメルマガの記事が転載(本人は引用と言っているが明らかな間違い)されていたのを見つけ、興味深く読ませて頂いた。
日本道路公団は3年連続黒字で、それどころか無料開放のための資金を12兆円以上も積み立てている健全企業で、民営化する必要は全く無い、とするこの記事を見たときはぶっ飛んだ。
更には自信満々とばかりに日本道路公団の損益計算書と貸借対照表のページまで案内してくれて、解説してくれるありがたさ。
しかも、そこに書いてある数字を一つ一つ説明しながら、いかに日本道路公団が儲かっているかを解説してくれた。
なるほどね~、そうだったのかあ。
日本道路公団を民営化する必要なんか無いんだあ。
と、多くの人が思ったことだと思う。
そして、ここまで丁寧に一つ一つ数字を出されて解説されれば、わざわざ自分から日本道路公団の小難しい財務諸表を見ようなんて人間は余りいないだろう。
ただでさえ「メルマガ」と言う形式で配信しているのだから、小野寺氏を信頼している(意地悪なヲチャーは別として)購読者はそれで納得してしまうだろう。
どう考えてもそれに狙いがあるとしか考えられない!!
結論から言うとこのメルマガの論拠となっている部分は全くの大嘘なのである。
最大の問題箇所はここだ。
<一斉無料開放のための積立金>
ところで、この「償還準備金繰り入れとはなんじゃい?」
と思う人がいるでしょう。これは、実は、「償還=一斉無料開放」のことなんです。
つまり、わかりやすく言い換えれば、「経常費用(一斉無料開放のための積立金に繰り入れするお金を除く)を見ると、9,955億円になりました」と書いているわけです。
つまり今現在、「収益が2兆円、費用は、9,955億円、将来一斉無料開放するための積立金は、大体1兆円ありましたので積み立てました。」と平成15年度は言っているわけです。
(中略)
<一斉無料開放に必要な費用>
なんで、一斉無料開放のための積立金が「費用」の部に入るの?という疑問が出るでしょうが、これは、一斉無料開放実現のために「必要な」費用であるという考えからです。
(中略)
そう、現在、「日本道路公団が赤字だ」というのは猪瀬直樹の大嘘である。
そして、今まで、その無料開放のためのお金はどれだけたまっているのか?
というと、9ページの負債および資本の部に「償還準備金」とある。平成15年度を見ると、124,494とある。これは、「12兆4,494億円のこと」である。つまり、一斉無料開放のために、すでに12兆円もためているのだ。
で、実際にこの日本道路公団の財務諸表の解説を読んでみよう。
PDFファイルの1ページ目1.(5)を見ると
償還準備金繰入は(中略)道路の建設に投下した借入金の返済に充てられました。
借入金の返済?積立金じゃないの?と言う話になる。
それで実際にこの償還準備金について調べると恐るべき大嘘が分かる。
この償還準備金方式について解説した日本道路公団のwebページには「借入金の償還に充てられる各年度の収支差を『償還準備金繰入』として費用の部に計上し、その累計額を『償還準備金』として負債の部に計上する方式」と借金返済のために消えていった金であると言うことがしっかりと書かれている。
そして、借金が完済された時点でこの償還準備金と言う科目は貸借対照表の中から消えてしまう、と言うこともしっかりと書かれている。
そう、決してこれは無料開放のための積立金などでは無いのである。
「積立金」と言う言葉に惑わされやすいが、これは数字上、借入金の返済額を「積立」するだけのもので、現金が存在する訳では決して無い。
そもそもはこの「償還=一斉無料開放」ではなく、「償還=借金の返済」なのである。
彼は「現在、『日本道路公団が赤字だ』というのは猪瀬直樹の大嘘である。」と語っているが「『一斉無料開放のために、すでに12兆円もためている』というのは小野寺の大嘘である。」と断言できる。
そして最終的にはやはりあれだけの規模の道路網を維持していくためにはそれ相応の維持費が必要だ、と言う話になるのである。
もちろん、積み立てていたはずの、ためていたはずのお金は無料開放された段階では全て借金返済に消えているから維持費の出所は存在しない。
当初予定通り国に引き渡して国道と同じ様に国庫で維持管理を行うか(地方自治体に任せるという案もある)、やっぱり有料にして維持管理費を捻出するかのどちらかしかない。
そして、損益計算書を見れば、事業外収入で維持管理費をまかなうことが不可能であることは明らかである。
「講釈師、見てきたような嘘を付き」との川柳があるが、この小野寺光一と言う男は実際に自分で資料を見ておきながら、国民を煽動する目的で嘘を付き、騙したのである。
彼はユダヤ資本へ日本の大切な資産を売り飛ばすために猪瀬と竹中が国民に嘘を付いている、と話している。
しかし、現実はこの小野寺光一と言う男がユダヤ陰謀論を流布するために大嘘を撒き散らしているのだ!!
「天気良好!」には8月29日の時点で「私自身まだ検証しておりません」と書いてあるので、いずれは検証するつもりだったのだろう。
フォローアップ投稿が無いところを見ると、まだ検証していないのか、検証したが余りに馬鹿らしくて書くのを止めたかどちらかだと思う。
余計なお節介だとは思うが、この小野寺光一の欺瞞に満ちた姿勢は許しがたいので、今回のエントリーを書かせて頂いた。
追記
1.念のために書いておくが、あくまで帳簿上の、数字上の話である。が、いずれにしろ「償還=無料一斉解放」でもなければ日本道路公団が12兆円もの資金をプールしている訳でもない。
1-2.「帳簿上の、数字上の話」と補足したが、それでも誤解している人がいるようなので更に補足追記したい。
この方式では「今年はこれだけお金が余りましたからこれだけ返します」と言う風に実際に返しているわけでは無い。
実際はそれぞれの債券の償還ルールに則って返済している。
なので実際に現金として動いた償還額と償還準備金の額は異なる。
それが「帳簿上の、数字上の話」と言うことである。
ちなみに、平成15年は約1兆円の借金返済費用を稼ぎ出しているが、約1兆円の新たな借金もしている。
2.この小野寺光一と言う男をGoogleで検索していたところ、なぜか眞鍋かをりのブログがヒット。
TBを送っていたのだが、古田の2,000本安打の話と、日本人の国家資産を国際金融財閥の政権から守る話がどう関係あるのか非常に興味がある。
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情報操作
http://shigezo69.exblog.jp/3472551/
2005-09-15T13:47:06+09:00
2005-11-04T15:43:53+09:00
2005-09-15T13:45:46+09:00
shigezo69
時事放談
こちらも宜しくw
放談天国~By shigezo69の引越し予定先です
スーパーのおじさんも自民党の政治家になっていた。
情報の検証の重要性は既に何度と無く書いてきた。
ただ「こんなことをニュースで言っていた」「ブログにこんなことが書いてあった」「2ちゃんねるでこんなことが書いてあった」と言うだけでそれを鵜呑みにしているようでは間違った情報に踊らされることになる。
「人間は考える葦である」とはフランスの学者、ブレーズ=パスカルの名言であるが、この情報化社会において流れて来る情報を受け入れるだけの思考停止状態ではただの風に揺られる1本の葦に過ぎない。
今回の衆議院選挙における自民党の圧勝で東京ブロックや南関東ブロックの意外な当選者が面白おかしくマスコミに取り上げられている。
特に一切の選挙活動をせずに当選したスーパーマーケット経営の安井潤一郎氏は比較的多くのマスコミで取り上げられた。
冒頭コメントにあるように、あたかもただのスーパーのおじさんが、ただの商店会長が、武部自民党幹事長との個人的な繋がりで、一夜にして大与党の政治家になったかのように。
以下は、以前より全国からの講演依頼が殺到していた氏の肩書きである。
知多市防災まちづくり講演会の講師略歴から引用させていただいているが、この方がただのスーパーのおじさんか、それとも、地方分権が叫ばれ、中小企業や商店街の不況が深刻化する今の日本社会に必要な政治家か、それは皆さんで考えて頂きたい。
安井潤一郎氏の主な肩書き
内閣府中央防災会議委員
内閣府地域産業おこしに燃える会委員
総務省消防庁「防災・危機管理e-カレッジ」開発協力者
東京都「心の東京革命」推進会議委員
新宿区清掃リサイクル推進委員
東京都食肉事業協同組合本部理事
新宿区生鮮三品特販組合理事長
江戸開府400年記念事業商店街まつり実行委員長
早稲田いのちのまちづくり実行委員会委員長
循環型まちづくり推進協議会代表
早稲田商店会会長
㈱商店街ネットワーク代表取締役会長
NPO法人・東京いのちのポータルサイト理事長
追記
もちろん肩書きだけで安易に信じることほど愚かなことも無いことは言うまでも無い]]>
賢者は歴史に学ぶⅡ~マドンナ旋風
http://shigezo69.exblog.jp/3468175/
2005-09-14T18:00:22+09:00
2005-09-14T18:07:57+09:00
2005-09-14T18:00:28+09:00
shigezo69
時事放談
山は動いた~土井社会党委員長(当時)(第15回参議院通常選挙を終えて)
ロイド=ジョージのクーポン選挙と並んで比べられるのが1989年の第15回参議院通常選挙であろう。
と、言うよりもこの時の選挙自体がクーポン選挙的性格を持ってたといえる。
この時、社会党の委員長だった土井たか子は前の竹下内閣が打ち出した消費税反対と当時の内閣総理大臣であった宇野宗佑の女性スキャンダルに付け込む形で多数の女性候補者を擁立し、改選議席において自民党を上回るという大勝利を収めた。
マドンナ旋風といわれたが、旋風は旋風で終わり、竜巻となって政権を倒すことは結局出来なかった。
続く第39回衆議院通常選挙でも躍進するが、自民党が底力を見せ踏みとどまり、以降党勢は衰退していく一方となって現在に至っている。
今回選挙と共通点とされるのが、ただひたすら「消費税反対」の一点突破であった点と、女性候補者の多さであろう。
これをして今回選挙を「マドンナ旋風に次ぐクーポン選挙」と称して、「日本社会党がその後消滅の運命を辿った様に、中身のない単なるブームに依存することでしか勝てなくなった自民党は今後消滅する可能性が非常に高い」としている記事があったが、残念ながらこれも上辺の共通点をなぞっているだけの底の浅い、取るに足らない記事であると言わざるを得ない。
まず、この時の「マドンナ(実際にはチンコも起たない様なオバハン連中だが)」が主張していたのが「今こそ主婦感覚の政治を」「消費税反対」、これだけだったという点である。
まあ主婦感覚で政治をやられちゃたまったもんじゃない、と言う話は置いておいて、要は「家計簿が赤字になっちゃうから消費税反対」と言うだけだったのである。
そして、それ以外のことについては全く知らない馬鹿ばかりだったのだ。
当時中学生だった自分でさえ、おおよそ7:3と言う直間比率を知っていたのに、この馬鹿なオバハン連中は(よく言えば)税制改革を訴えて選挙に出ているにもかかわらず、当選しても直間比率すら知らなかったのだ。
こんな馬鹿を候補公認した土井たか子も、投票した人間も本当に馬鹿だと思う。
今回の選挙においては自民党執行部はここまでの愚は犯していない。
むしろ、政権の存亡をかけていただけに逆に強力な新人を立てて万全の布陣で対抗して来ている。
もちろん、分野において得手不得手はあるだろうが、中学生すら知ってる政治的知識も知らない馬鹿は立候補していない。
「数合わせの比例代表候補」とか「商店会長のおじさん」などと紹介されている安井潤一郎氏も、実際は防災やまちづくりに関して全国各地で講演を行っている人物である。
人材のクオリティーがまさに月とスッポンであるのだ。
続いて女性候補者の多さと言う点であるが、これも全く当時とは意味が違う。
当時は土井たか子と言うある意味傑出した人間が、女性議員すら今より珍しい時代に一党のリーダーとして君臨していた(蛇足であるが、勝利者側のリーダーが既存のリーダーと比べて異彩を放っているというのも共通点なのだが、なぜか指摘する声が少ない。負の要素では無いから取り上げたがらないのだろうか?)。
そこに、その傘下として同じ主張を繰り返す(当時としては珍しい)女性候補者が並んだわけである。
この時の女性候補者はまさにミニ土井たか子、コピーロボットと言ってもいいだろう。
更には主婦感覚や、男性政治家(総理大臣)の女性スキャンダル追求と、その当時の一点突破の材料が女性に最適、いや女性でしかそれを武器として一点突破できなかったのである。
だからこそあれほどの馬鹿でも女性と言うだけで当選できたのだが、逆に言えば武器が変わってしまえば女性である必要は全く無くなるし、それしか取り得が無かった連中は役立たずとなる。
今回選挙においては料理研究家なんてヘンな候補もいたことには、一応は彼女も政治家の妻である。
また、その多くが現役政治家、官僚、政治学者、エコノミストと言ったそれなりの見識を持っている人物である。
彼女たちに求められたのは普遍的な「女性政治家」と言う価値観であり、その時だけ通用する女性政治家としての価値では無い。
以上のことから、これまたマドンナ旋風を引き合いに出して自民党政権の将来見たり、などと言うのは愚の骨頂、全くの見当違いといわざるを得ない。
尤も、この見解を出したのが「こんな素晴らしい意見が今まで出てこなかったのは政府による報道管制があったからだ」と平気で言うような電波ユンユンの妄想バカだから、それも納得できる。
2年以上も前から小泉とクーポン選挙の関連性については言われているにも関わらず、自分の不明さを棚に上げて憤っている馬鹿だから仕方ないが(左翼勢力に御用新聞と揶揄される産経新聞にすら解散後に出ていたんだけどね~)。
PS
随分前から言われていた定率減税廃止が正式路線になったことに対して「何故選挙中に隠してたんだ?」と言ってるテロ朝のM.S.と言う大馬鹿者や、素人でさえ読めた数日間の局地的政局も読めずに、大局的勝利ではなく局地的勝利にこだわって結局敗北したK.M.をして「優れた国家観を持った優秀な政治家」と持ち上げてるN.K.とかいう大馬鹿者のジャーナリストがいたりしたが、昨日みたいに馬鹿にばかり構っていると本来書こうと思ったことが書けないので止めておく。
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「選挙」には圧勝したが
http://shigezo69.exblog.jp/3461674/
2005-09-13T12:02:41+09:00
2005-09-14T11:18:51+09:00
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shigezo69
時事放談
衆院選当選者、憲法「改正する方がよい」81%
本来であれば昨日のロイド=ジョージのクーポン選挙に続いて「賢者は歴史に学ぶⅡ~マドンナ旋風」をエントリーするはずだったのだが、昨日色々なブログをフラフラしていて唖然とさせられるブログが幾つかあったので、急遽予定を変更してそのことについて触れたい。
今回選挙、きちっとした分析はしていないが、ざっと見て分析した感じでは実際に自民党は獲得議席ほどの支持は得ていない、と言う点である。
下の表を見て頂きたい。
これは今回と前回選挙における獲得議席数の推移であるが、サドン・デス方式の小選挙区制度に比べ、比例代表制の方は自民党の議席数は大きな伸びを見せているものの、それでも全体選挙結果ほどの圧倒的なものでは無い。
実際、小選挙区での自民党候補の得票率の伸びが全国で1.25倍程度であるのに対し、比例代表での議席の伸びは1.1倍程度に留まっている。
今回の選挙は劇場型といわれ、今まで政治に関心の無かった層、いわゆる無党派層が多く関心を持ち、ドラマティックで見ていて面白い小泉指示に繋がったことが自民圧勝の原因と言われているが、実際はこれだけではここまでの大圧勝は出来なかったであろうことは明白である。
では他にどの様な要因があってこの大圧勝をもたらしたのか?
それは小選挙区制度と公明党にある。
的確な分析で定評のあるIrregular Expressionでも触れられているが、これが小選挙区制度の威力である。
そのブログの中でGori氏は「小選挙区制は怖い。これが率直な感想。」と述べた上で、今回の圧勝の原因の大きな要因に選挙区制度があると分析している。
小選挙区議席が衆院の全体議席において占める割合の62.5%であるにも関わらず、増加議席の86.5%が小選挙区での獲得議席である。
サドン・デス方式の小選挙区制度では実際の得票率以上の極端な議席の増減を起こすことがしばしばある。
カナダでは1990年代に160議席以上の議席を保有していた政党が次回選挙で2議席にまで落ち込んだことがある。
それくらい凄いのがこの小選挙区制度である。
そして、この小選挙区制度で勝利の鍵を握ったのが公明党である。
詳しい理由を述べるのは避けるが(どうせみんな知ってるだろうし)、公明党は政界屈指の組織力を持った政党である。
確実に読める票を持っているというのは強みである。
そして、今回選挙は小選挙区の得票数でも自民党は全体の46%程度を獲得したに過ぎない。
ではこの選挙、仮に民主・公明連立政権だったらどうなったのだろうか?
分かりやすいケースとして東京3区で考えてみたい。
ここは自民党の新人が風に乗って民主現職を破った、といわれる選挙区である。
まず選挙区全体の公明支持層を概算にて算出してみたい。
比例代表での東京都全体投票数が6,624,594票。
公明党の得票数が820,126票で、東京都における公明党支持層の割合は
820,126÷6,624,594=0.12380019・・・
約0.1238となる。
これを東京3区に当て嵌めると東京3区の全体投票数が306,013票で、
306,013×0.1238=約37,884
と、37,884票が公明支持層の投票数であったと推測できる。
では、自民党新人の石原氏の得票のうちこの37,884票が民主党松原氏に移るとどうなるか?
結果は下の通り。
見事民主党の松原氏が大差を付けての当選となる。
これは何もこの選挙区に限ったことでは無い。
全国的にも公明党は比例代表で約13%程度の得票となっている。
これの大半が民主党へ仮に流れていたらどうなっていたか?
小選挙区での各党派別得票数や各選挙区での実際の得票を見ると、一番多いと思われる自民党候補が一歩抜け出して勝利した選挙区ではおおよそ
自民5:民主4:共産1
と言うパターンが多いかと思われる。
これがこれ以上の候補者を抱える選挙でも、また若干の構成が違っても、神奈川11区の様な無風区や岐阜1区の様な例外は別として、全体数を10とした時の自民と民主の得票数はおよそ1である。
自民公認VS造反議員の大激戦であった静岡7区ですらそうである。
ここで自民の5のうち、全体の1/10である公明支持層1が民主に移っただけで
自民4:民主5:共産1
と逆転してしまう。
今回選挙でダブルスコアで勝利した様な選挙区であれば磐石であろうが、そんな選挙区が幾つあっただろうか?
紛れも無く今回の自民圧勝の影の功労者は神崎代表が言う通り公明党にある。
前置きが長くなったが、言いたいことが分かっていただけただろうか?
今回選挙で自民が単独過半数を取ったことで「もう公明党はいらない」などと言う声が一部ネットで出始めているが見当違いもいいところである。
公明党が民主側に付いていれば自民党は大敗とまでは行かずとも、敗北していた可能性は十分あるだろう。
今回選挙で益々公明党と言う、全体議席の10%にも満たない党の価値観が上がってしまったのである。
「公明党でさえ、小泉が『おまいら。連立切るぞ。野党に戻るかゴルァ!』と言えば、あっという間に賛成に回るでしょ。現在の公明党はその程度の傀儡政党でしかないのだから。」と書いてあるブログがあるが、読み違いでは無いかと思う。
今のままでは憲法改変の発議は出せない。
公明党が比較的社会福祉政策を重視していることはよく知られている。
それは公明党の支持基盤層に深く関わることであり、だからこそ社会福祉政策に強い八代英太氏が東京12区から無所属で出馬したことをあそこまで恐れ、自民党に不快感を示したのである。
公明党は確かに確実かつ強固な組織と支持基盤を持つ政党である。
しかし、それは同時に柔軟性に欠けることを意味している。
憲法9条について公明党は一貫して堅持の立場を貫いている。
これは事実であり、そしてその支持基盤の性質から、これからも決して変えることは出来ない。
今の自民党では公明党がYESと言わないことは絶対に出来ない。
たとえ民主党や無所属の右派を味方に付けて憲法改正の発議を衆議院で行ったとしても、その時点で公明党と無党派層に見放され、次回選挙で今回の民主党と立場が逆転するのは火を見るよりも明らかである。
上辺の議席数でしか判断せずに、「知能と民度が低い」「白痴」「能天気」と好き放題言ってる大馬鹿者がいるが、それは全ておまえ自身のことだと言いたい。
その大馬鹿者はこれから国外逃亡するらしいが、こんな大馬鹿者はいるだけで日本社会にとって損害になるから早く中国だろうが韓国だろうが北朝鮮だろうがお好きな国にどうぞ、と言いたい(イラクでもいいんだが死ぬなら勝手に死んでくれ)。
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